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【U11】港北区大会2日目

U11区交流リーグ戦二日目。5年生10名で参加しました。


第一試合 vs3BSC △2-2(かける x2)


第二試合 vs太尾FC ●1-5(かける)


初戦は前線から積極的に仕掛けて先制し試合の主導権を握ること、戦術的には相手2バックのサイドのスペースを突くことを指示して試合に入りました。試合開始から菊名の攻撃が続き、何度か決定機を作りながらもなかなか決められない展開。前半半ばに高い位置で相手ボールを奪ってからのショートカウンターで先制したものの、その後自陣ゴール前まで運ばれた場面でしっかりクリアすべきところでのプレー選択のまずさから失点、さらに相手コーナーキックの場面で集中力を欠いた守備から再び失点し、前半を1-2で折り返し。ハーフタイムでは、守備はゴール前の危険なエリアではクリアすべきところはしっかりクリアするなどはっきりしたプレー選択をすること、声を掛け合い周りをよく見てチャレンジ&カバーを繰り返す、攻撃は菊名の方が多くチャンスを作れているので自信をもって積極的に攻め続けることを確認。後半も菊名押し気味の展開が続くもなかなか決められず、緊張感のある展開が続きましたが後半半ばにようやくかけるのドリブルからのシュートで同点。その後も何度か決定機をつくれたものの追加点ならず、引き分けとなりました。前半の決定機でもう少し決められていればもっと楽な試合展開になったと思いますが、逆転されてからも諦めずに攻め続けて追いつけたというのは、選手たちのメンタル面の成長を感じさせる試合でした。


二試合目、今大会圧倒的な強さの太尾FCさんとの対戦。個の技術・能力では菊名より一枚も二枚も上の相手。守備の時間が長くなることは分かっていたので、あきらめず我慢強く守ってできるだけロースコアのゲームに持ち込み、少ないチャンスをものにしようと話し合って試合に入りました。これまでの他チームとの試合を見ている限り、外からの精度の高いクロスからの得点や、CBからの鋭い縦パスを起点にした攻撃が多く見られたので、守備陣はとにかく相手のサイドの選手を自由にさせないこと、真ん中の守備は特にペナルティエリア内ではサイドからのボールに合わせて飛び込んでくる相手をしっかり捕まえて競り負けないこと、FW・HF陣は相手CBにしっかり寄せて縦を自由に蹴らせないことなどを指示。想定通り、試合開始から防戦一方の展開にはなりましたが、皆試合前に確認し合ったそれぞれのやるべきことをしっかり意識した、気持ちの入った試合となりました。もっと失点してもおかしくない場面が何度もありましたが、前半0―3で折り返し。後半もやることは変わらず、我慢強い守備からワンチャンスを狙うことを確認して入った後半開始後の早い時間帯で、敵陣高い位置でボールを奪いショートカウンターからかけるの技ありのループシュートで待望の一点奪取に成功。まさに狙い通りの展開でした。その後も相手の攻撃の時間帯が長くなる一方で、菊名の集中した守備で後半10分過ぎまで無失点の時間が続きましたが、結局最後はしのぎ切れず後半は1-2となりました。負けはしましたが、試合前に話したゲームプランを皆が理解し、それぞれがやるべきこと・やれることを精一杯頑張った得るものの多い試合だったと思います。FWまさはるが相手のボールが下がったところで相手CBに猛然とアプローチしてパスミスを誘ったり、VOりょうすけやCBりりの広いカバーリング、CBそうすけの身体をうまく使った対人守備、またGKたいきが、相手と一対一になった場面でも体を張った守備で好セーブを連発、何度もピンチを救っていました。今日できたこと、できなかったことを一人一人振り返り、今後の練習に活かしていきましょう。